円安の流れが続いている。
要人から円安けん制発言が相次いで介入警戒感は広がっているものの、日米金利差を背景に円売りドル買いに歯止めがかからない。
米FRBの各理事たちから、利下げを急がないとの発言や、神田財務官が、為替はG7およびG20の議題ではなかった、との発言が伝わるなど、円売りドル買いトレンドが続いていきそう。
しかし、このまま円安を野放しにするわけにはいかないため、介入を実施するとしても一番効果のあるタイミングを見極めている段階ではないだろうか。
来週の日銀金融政策決定会合も控えており、注意払っておきたいところ。