19日に米上院で開かれる指名承認公聴会でイエレン氏の発言は注目しておきたい。
弱いドルを目指すことはしないとみられており、基本的なスタンスからは外れない発言となるだろう。
公聴会前のインタビューで、
議会がさらなる経済支援を承認し、回復を支えていくための強い行動をとらない限り、米国は長く痛みの伴う不況に突入するリスクがある
と答えていることから、このあたりも注目しておきたい。
とはいえイエレン氏のスタンスはドルを含め各通貨は市場で決まるべきとの考えをもっており、バランスを取る政策となるのではないだろうか。