NYダウが終値でも9か月ぶりに史上最高値を更新した。
新型コロナワクチンの実用化が現実味を帯びてきたことで、見通しが明るくなったことが主な要因となっている。
株高に連動し、リスク選好の円売りでドル円は105円台を回復したが、NY連銀製造業景気指数が予想外に悪化したことでドルは売られた。
ドル円は株価上昇ほど反応せず、悪い経済指標に反応するということは、ドルの地合いの悪さを物語っているとも言える。
米大統領選挙後の上昇幅からすると、104円台30~40銭あたりが半値押し水準となり、104円前後が3分の2押し水準となることから、このあたりが一つの目安となってくるのではないだろうか。
今週は特に動きに注意しておきたいところだ。