注目された日銀金融政策決定会合において、10年物国債金利の許容変動幅を従来の±0.25%から±0.50%へ拡大、としたことでマーケットは大混乱。
会見で黒田総裁は、金融緩和の継続が適当で今回の措置は利上げではない、と金融引き締め否定発言があったものの、マーケットは事実上の利上げと受け止めたことで、急激な円高となった。
現時点では材料を消化している段階とみており、今後の動きで130円台を維持できるかが一つのポイントとなってくるのではないだろうか。
欧米のクリスマス休暇、年末年始を控え、薄商いが予想されるため、急変動には気を付けておきたい。