今日の日経平均株価の終値は、先週末の終値に比べ4451円28銭安の3万1458円42銭となり、ブラックマンデー翌日の1987年10月20日に記録した3836円48銭安を上回り、過去最大の下落幅となった。
米雇用統計の弱い結果を受けた米国景気後退懸念から東京株式市場ではパニック売り、信用取引の追い証発生に伴う個人投資家の投げ売りもみられ、下げ幅に拍車をかけた。
これまで日本の株高を演出してきたのは円安であり、外国人投資家にとって日本株は割安となり、海外から投資マネーの流入も株高の要因になっていた。
ドル円相場が落ち着くまでは、予断を許さないだろう。