今週は各種重要指標の発表を控えるオセアニア通貨の動向に焦点が集まる。
米系、欧州系の重要指標のない中、7日にオーストラリアで貿易収支、第一四半期住宅価格指数、金利発表(キャッシュターゲット)、9日にニュージーランド第一四半期雇用統計、オーストラリア4月雇用統計と注目材料の発表を控えている。
先週はクロス円カバーの動きにつられ下値をたたいたが、米雇用統計をきっかけにリスク専攻の動きから大きく切り返し始めており、その動きに拍車がかかるかどうかが焦点となる。
高金利通貨の堅調な動きが他のクロス円に影響を与える可能性を考えると注目せざるを得ない材料となっている。