今週は、お盆休みで邦人勢が休暇入りで参加者が少ないことが予想される中、海外での指標発表は活況であることから、波乱含みの週となろう。
基本的に方向感が生まれることはないと予想されるが、市場参加者が少ないことで思わぬ大きな動きが生じる可能性がある。
その点で欧州系では、13日-英消費者物価指数、ユーロ圏鉱工業生産、ユーロ圏6月ZEW、14日-英雇用統計、独第2四半期GDP、15日-英小売売上高、米系では13日-小売売上高、14日-PPI(生産者物価指数)、15日-CPI(消費者物価指数)、8/10までのイニシャルクレイム、7月鉱工業生産、8月フィラデルフィア連銀景況指数、16日-7月住宅着工件数、8月ミシガン大学消費者信頼感指数、バーナンキFRB議長法廷証言の各種イベントに気を付けたい。
日本系では12日に発表された第2四半期GDPが事前予想の3.6%に対して2.6%となったことで失望感から一時95円台に入る売りを誘ったが、後に反転し底堅さを露呈している。
こと今週に関しては、あまり前のめりにならずに、一歩引いたスタンスでマーケットに臨んだほうがよいだろう。