ウクライナ、中東情勢が予断許さなない状況が続く中、26日に北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射したり、かと思えば週末にアルゼンチンでデフォルト(債務不履行)問題が突出してきたりと為替市場を取り巻く環境は波乱要素が絶えない。
マーケットでも米国が総じて好環境を示す材料は出てくるものの新味にかけることで各通貨まちまちの展開となっている。
今週米国で注目の2大材料が出てくるが、凡庸の結果に終わった場合、現在の状況が続くだろう。各紛争の状況がどう集結していくのか?マーケットの反応は「有事のドル買い」なのか「リスク回避の円買い」なのか?
ある意味、この局面でポジションを作るのはギャンブル的要素が強いと感じるのは私だけだろうか?
確実に言えることは、日本サイドはデフレ脱却に向けてカードを残していること、2015年第2か第3四半期には米国が利上げに転じるとことだろう。
あまり前のめりにならず、確実な路線を追って、かつ控えめなボリュームでといったようなコンサバティブなスタンスでマーケットに立ち向かいたいものである。