今週は重要指標発表が控えている。
なかでも注目なのは28、29日に開かれるFOMCと30日の米GDPの発表である。
これまでの米国の各経済指標を見ていく限り利上げということにはならないとの見方が広がっている。
また、FOMC終了後にイエレン議長の会見予定もないことから大きな発表にはならないとの見方が一般的となってきているが、内容には注目すべきだ。
7月15日に実施されたイエレンFRB議長の議会証言では、年内の利上げが適切になると繰り返し、もしFRBが利上げを先送りした場合、大幅な利上げを強いられる可能性があるとして、利上げを早めに開始することにより一段と緩やかなペースでの利上げが可能になると早めの利上げを示唆していたことからどのような内容が盛り込まれるかに注目したい。
発表内容如何では翌30日の米GDP発表と合わせてマーケットに大きな波をおこさせることも想定しておきたいところだ。