いよいよ明日16日(日本時間17日未明)にFOMCにおいて利上げか否かが判断される。
市場では依然として利上げは織り込み済みだが、雲行きの怪しさがぬぐえ切れていない。
要因はいくつかあり、原油安もそのひとつとして挙げられているが、本当の要因は投資マネーの動き、このことに尽きるのではないだろうか。
細かな動きは別として、対局で考えるとこの利上げするか否かというより投資マネーが戻るかどうかだろう。
これまで金融緩和によりドルではなく新興国をはじめとしたところに投資マネーが流入していた。これが利上げにより再び戻る動きを取っていると見たほうがよいだろう。
実際に新興国通貨や原油や金といった商品価格も下落しており、マネーの還流ともいえる動きが起こっており次の投資先を探しているともいえるのではないだろうか。
いずれにせよFOMC、日銀と重要イベントが控えていることもあり年末に向けて波乱となるか見極めておきたい