明日8日に日本の経常収支、貿易収支が発表される。
11月半ばからの円安の影響でともに大きく改善される様相となっているが、
今回の円安の流れは政治主導といえるだけに発表内容が注目される。
もし改善の足取りが思わしくなければ、当局の円安誘導の声のトーンが
さらに高まる可能性がある。
事前予想では、経常収支が-1411億円の赤字、貿易収支が5603億円の赤字となっている。
ともに前回の2224億円、8475億円赤字から赤字幅が縮小するだろうと予想されている。
ドル円が約3年ぶりのレベルまで、しかもわずか3か月足らずで
急ピッチな回復を見せているだけに調整の動きには過剰なほど神経質になっていたほうがよさそうだ。