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先週のドル円は下値を試す展開となった。先週末に行われた日銀金融政策決定会合において、追加緩和が示されたが、市場が期待したほどの規模では無かったこともあり、失望売りとなった。さらに米GDPの発表があったが、弱い結果だったこともあり、円高ドル安に歯止めが効かなくなる展開となった。一時101円台に突入するなど、ドル円は再び100円割れが視界に入っていることもあり、自律反発があったとしても、下値を探る動きはしばらく続きそうだ。米GDPが弱い結果を受けて、米国の利上げ期待が後退していることもあり、円安ドル高に流れを持っていくには、まだまだ追加緩和が必要と言われているが、悪い副作用が伴うことも多いため、難しい判断を迫られている。夏枯れ相場ともいわれることもあり、落ち着かない動きは、まだまだ続きそうだ。