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2020年夏季オリンピックが東京に決定したことによるマインドの良化による効果で、さらなる円安への道に拍車がかかりそうだ。 単なるご祝儀相場という意味だけではなく、インフラ整備による経済活性化、投資マインドの良化、景気悪化に対する耐性の強化など経済への影響は計り知れず、「アベノミクス第4の矢」ともいうべき強烈な効果が見込める。 開催地決定を受けて為替相場はもとより株式市場でも「アベノミクス第4の矢」はポジティブに取れ得られているが、ファーストインパクトと同様の動きが中長期的に潜在的に効果が見込めるといえよう。 テクニカル的には、ドル円が先週、中期三角持合いを上抜けたが、同様のフォーメーションを日経平均株価も持合い圏を上方にブレイクしてきておらずレジスタンスをたたく展開に終始している。 日経平均もファンダメンルズからいっても上方ブレイクは時間の問題かと予想され、そうなった場合にはドルの円の上昇テンポも明確となるだろう。 追加でロングポジション構築のタイミングを探る上でもしばらくは日経平均の動きを注視したい。