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いつもより時間がかかった感のある日銀金融政策決定会合。結果的にはよく考えられた政策を好感して円安ドル高の動きを見せたものの、決め手に欠いたこともあってか一転円高ドル安に。さらにはFOMCにおいて追加利上げ見送りの判断もあり、ドル円は100円割れ寸前まで円高が進行した。日本は秋分の日で休みだったものの、投機的な動きが継続するなら必要な対応するというお約束の発言もあり、かろうじて100円割れは回避されている。ただ重要イベントを終えたことで、テクニカル主導の動きが予想される。現状では円高圧力が強く、戻りも限定的といえよう。ドル高材料が出てこないと100円割れも時間の問題ではないだろうか。今年も秋風相場となるかもしれない。