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今週末の海外市場はイースター休暇で閑散だと予想されるが、閑散なだけに少しの材料で大きな動きを演じる可能性もある。 足元ではショートカバーの動きも手伝ってクロス円、ドル円ともにあたまが重たくなっているが、中期的には日銀の金融政策などからも上値余地を残していると考えられる。キプロス、イタリアの政局に不安定さを残している欧州通貨はともかく、オセアニア通貨のクロス円が依然堅調さを誇示していることからも、昨年末からの上昇波動の調整期間という見方をしたほうがよいだろう。 その調整期終了を新年度入りというタイミングという考え方もできる。いわゆるレパトリエーションという期末に起きる円への資金回帰という円買いが期末で終了する。期末を迎え即座に円安に向かうということでもないが、レパトリ終了によって売り買いのバランスが崩れることは間違いないだろう。 31日が日曜日であることから本日で金融での年度は終了する。ほとんどが15時で新年度扱いとするところが多いことから、本日15時以降のバランスの変化に関わる商状の変化に注意したい。新年度前半の円がらみの動向に足掛かりとなるかもしれない。 15時以降は、海外勢がイースター休暇となるだけに、本邦勢の動きが強調されるかもしれない。