Archive for 2013年2月25日

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日銀総裁人事

2013/2/25

11月から大きな円安の波の歯止めがかかる要因として懸念されていたG20が平穏に終了し、日米首脳会談も為替の動向に触れられなかったことで「沈黙は容認」の様相となった。 これでアベノミクスも順調に進められる環境が整い、デフレ脱却の肝となる円安推移に対する大きな障害はなくなったといえよう。 直近で注目されるのは日銀総裁人事である。岩田日本経済研究センター理事長、 黒田アジア開発銀行総裁、武藤大和総研理事長(前日銀副総裁・元財務次官)の3名に縛られた形だが、岩田氏が一番円安色が強く、次いで黒田氏、武藤氏となっているようだ。菅官房長官が24日朝、NHKの番組で日銀総裁人事について「今の円安・株高に大きな影響があるので、首相の目指す大胆な金融緩和を実行できる人中心に選ぶ」と明言している。 いずれが日銀総裁に就任するにしても、現状の円安推移の妨げにはならないだろう。 一部報道では、黒田氏に総裁、岩田氏に副総裁を打診したとあるが・・・・。

日米首脳会談

2013/2/21

 今週末に日米首脳会談を控えて、ポジション調整が進んでいるようだ。 先週末のG20においてここもとの円安について指摘されず、週初から円売りで始まったものの、その流れの中でドル円、クロス円ともに直近高値を抜けなかったことが日米首脳会談を前にして調整を促進している。G20で円安のレベルを容認された形になったが、さらなる買い材料には届かなかったようだ。 日米首脳会談においてもアベノミクスが批判を浴びる可能性は極めて低く、ひいては新たなる円買い材料の出現は皆無と予想される。 昨年11月中旬よりここまで一本調子で約20%(ドル円)もの上昇を演じているだけに一旦本格的に価格調整が入る可能性は否めないが、日米首脳会談を考慮すると週内は時間において調整されると考えられる。週明け上げ渋った場合には、価格の夜大幅な調整利も考慮しておいたほうがよさそうだ。 過去30年間においても3か月という短期間で20%もの上昇を演じたことは2度あるが、1985年のプラザ合意の時と1995年の初の80円割れ直後の反発局面だ。いずれの時も年単位で円安局面を迎え1995年時は80%もの円安を示現している。 今回は政治主導の円安局面で始まっているが、ここまでの3か月間で一度も調整らしい調整を入れない波動の強さからすると、まだまだ円安局面は続きそうだ。とりあえずはイベント前の商状を見極めたい。

G20で円安の動きに個別批判なし

2013/2/18

G20が平穏に終ったことで再び円安への道筋が見えてきた。 G20の骨子では、円安への批判が盛り込まれなかったうえ、「責務に従って国内の物価安定に向けられるとともに、景気回復に引き続き支援するべき」と日本のとってきた金融緩和政策を容認する内容となった。 世界的株価の上昇の一端を担ったのが円安の動きが始まっていることからして見れば当然の結果と言え、週明け早々の為替市場も円安で反応している。 この先、極端に円安水準が激変する、もしくは円安環境が世界経済へ悪影響もたらす状態に変化しなければしばらくは円売りのバイアスは継続しそうだ。  今後は22日に予定されている日米首脳会談においてオバマ米大統領の円安に対する見解を見極める展開となる。オバマ米大統領が、アベノミクスによる円安を容認した場合は、一層円売りが加速すると予想される。対中政略上での日米同盟の強化の観点からすればその可能性は高いといえよう。 今週は、前半から円安の動きが再び過熱する展開となりそうだ。

コメントラッシュ

2013/2/13

為替相場が荒っぽい動きになっているが週末のG20を意識した各国のコメントラッシュが影響しているようだ。米国は対中戦略での日米同盟の強化、米国産牛肉の輸入解禁、沖縄米軍基地問題や環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加などを考慮して、ある程度の円安を黙認するというスタンスで、それを裏付ける意味でブレイナード米財務次官らが「日本の成長支援・デフレ脱却に向けた措置を支持」と発言している。一方ではG7当局者が「G7の声明は誤解されている。」として円の動きへの懸念を示唆、「G7から通貨戦争との宣言はない」(ECB総裁)、「G20で円について協議する公算が高い。」(BOC総裁)とコメントラッシュが続いている。  週末のG20を前にしていよいよ円を取り巻く環境が騒がしくなってきた。

円安批判

2013/2/11

今週はG20をにらんだ動きで波乱含みとなるだろう。ドイツ、イギリス、カナダ、ロシア、中国、韓国の通貨当局から円安誘導に対しる批判が予想されるが、自国株価の円安との連動を考えるとそれほど声高なものになるとは思えない。大きな流れは変わることはないだろうが、これまでの展開を考えると一時的に調整色が強まる可能性がある。元々今回の円安の流れの根底には2007年7月から始まる長期にわたる円高トレンドの修正の意味合いも含まれていることもあり、修正の調整ということになり大きな動きになるとは予想しにくい。せいぜい時間調整でこれまでの円安のリズムがスローになる程度だろう。付け加えてギリシャ、スペイン問題で中期のユーロ安の展開であった修正ユーロ高の展開もG20をきっかけに短命に終わるかもしれないので、注意深く見守りたい。 足元で調整入りを示し始めるような展開となっている時だけにG20前の今週の種々材料には注意が必要だろう。