Archive for 2016年2月23日

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マーケットは生き物

2016/2/23

荒れ続けたマーケットもようやく一旦収束しそうな気配を見せつつあると思われてきたところだったが、ポンドがらみでまたまた大荒れとなっている。 EUを離脱するかしないかという重大局面を迎えていることでポンドを中心に売られており、その影響がユーロや円、株式、債券などと金融市場全体に波及している。 今年に入ってから中国問題、原油安などから始まった大荒れのマーケットが、EU問題、米国利上げ時期後退観測など材料に事欠かない。おかげで株式、為替、商品等々の金融市場において大荒れの波にのれず、逆にのまれている投資家が多いようだ。 今日も前日比200円以上プラスだった日経平均株価も一時は前日比マイナス圏、為替においてはドル円が一時111円台をつけるなど、日々というよりその時間ごとで様相が変わるという落ち着けない環境となっている。 マーケットは生き物であるため思い込みという判断が一番怖い。このような動きをすることはないと固定観念を持ってしまうと大きな誤りとなり大きな波に飲み込まれてしまう。経験則も大事であるが、瞬間的な判断力を養わなければ、冷静かつ柔軟に状況を分析できなくなる。 このようなマーケットは投資するうえで自分自身を養うチャンスではないだろうかと考えているが、どうだろうか。  

出口の見えないマーケット

2016/2/12

全く出口が見えなくなってしまった感のあるマーケット。ドル円はあれよあれよという間に110円台まで円高が進んだ。 日銀がマイナス金利を導入し、マーケットにインパクトを与えたものの、マイナス金利導入による負の部分とともに原油安、チャイナリスクなどからの世界経済減速懸念によりリスク回避の円買いが進むというまさかのスパイラルに陥ることとなった。 確かに昨今のマーケットの動きは非常に荒くなっている。テクニカル的にも節目となりそうな強めの支持線は100円前後まで見当たらないため、中長期にわたっては最悪の場合その水準まで想定しておかなければならない。ただこれは中長期のテクニカル的なことであり、現在のピッチで円高が進み続けるとは考えにくく、現時点で112円半ば付近まで円安が進んでいることを考えると底値を見極める必要があるだろう。 しかし一旦円安方向に向かっても世界経済全体がリスク回避に動いていることから110円台で底を打ったと判断するのは早計だ。値ごろ感だけで判断し、痛い目をみた投資家が多数いたこともあり、慌ててポジションを作るのは得策ではない。博打ではなく投資をする場合はマーケットの流れにどのように乗っていくか見極める目を養うことが必要だろう。木を見て森を見ずとならないように。 また、一部では介入の話も出ているが、実際には現水準で介入が行われるとは考えにくく、そこまで気にしなくてもいいのではないだろうか。あくまで現時点の話であるが・・・  

サプライズ満載

2016/2/1

先週末の日銀金融政策決定会合において、まさかのマイナス金利導入というサプライズによりマーケットは激しい動きを演じることとなった。マイナス金利の良し悪しは別にして、久々の黒田バズーカ 炸裂といったところで、乱高下はありつつも株高円安で反応した。 マイナス金利導入の議論の末、5対4というギリギリの賛成ということもあり、マーケットはなかなか判断しづらいところもあったが、黒田総裁の記者会見などを受けて徐々に落ち着きを取り戻していった。マーケットとしてはサプライズであったが、ひょっとしたらという予兆もなくはなかった。前日に甘利大臣が辞任という報道があったが、勘ぐった見方をするとこのことが要因の一つとなった可能性も否定できない。 これまでアベノミクスの司令塔であった甘利大臣が辞職となると政権に対する不信感、それに付随するようにアベノミクスへの批判ともなれば屋台骨が揺らぎかねない。そのため安倍政権への援護射撃ともいうべき政策をとってくると考えても不思議ではなかった。もちろん政府と日銀はそれぞれ独立したところではあるが、実際には二人三脚でアベノミクスを推進してきた事実はあるわけで、その不安感などを払しょくする意味での行動だったのではと勘ぐる考え方があってもおかしくはないところだろう。もちろん真相はわからないものだが。 いずれにせよ波乱のマーケットに大きな流れを強引ではあるが持ち込んできたことにより、負の連鎖はひとまず収まったのではないだろうか。今週末の米雇用統計にむけてマーケットが落ち着いてくれると良いのだが・・・