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2015/10/26
ドラギECB総裁の発言から始まったドル買いユーロ売りの動きだったが、ドル円が121円を前に頭打ちになっていたところで、久々に本田内閣官房参与の金融緩和は必要ないとの発言でドル円は急落することとなった。
マーケットは今週の重要なイベントを控えてこのまま落ち着くかと思われたところで、中国人民銀行の利下げによりリスク先行ムードが台頭。株式市場の上昇に伴い、直前の下げを帳消しにする動きを演じ、121円半ばまで上昇することとなった。
依然として主要イベントが控えていることもあり、このままの動きを続けるとは思えず、調整局面もあると思われるが、まずはFOMCの結果を待ちたいところだ。
28日のFOMCにおいて米国の利上げ期待が高まることになれば、一気にリスク先行モードの拍車がかかる可能性が高いが、30日に日銀金融政策決定会合も控えていることから油断は禁物といったところだろうか。
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2015/10/23
決め手に欠ける動きが続いていたマーケットだが、ドラギECB総裁の発言で一気に動き出したところか。
昨日のECB政策金利発表は予想通り据え置かれたが、その後のドラギECB総裁の記者会見において追加の金融緩和を示唆するような内容となったことから、ドル高ユーロ安が一気に進行することとなった。
これにより現時点でドル円は121円付近、ユーロドルは1.11割れの動きとなっているが、次の焦点は来週28日のFOMCと30日の日銀金融政策決定会合である。
28日に控えるFOMCにおいては据え置きが予想されているが、米国の利上げについて依然として不透明感もあり、積極的にドルを買う動きになりづらいのではないだろうか。
30日には日銀金融政策決定会合も控えているが、こちらも政策金利は据え置きが予想されている。しかし、市場では追加の金融緩和が実施されるのではないかと見方もなくはない。
思い返せば、一年前におこったいわゆる黒田バズーカ第2弾が行われたのもこの時期だった。
もちろん昨年と今年では経済環境も違うため比較はできないものの、市場ではそのインパクトが絶大だったため、どうしても頭によぎってしまうのだろう。
昨日のドラギECB総裁の発言から再び動き出したマーケット。来週の重要なイベント、さらに再来週の米国雇用統計とイベントが目白押しとなっているため、今後の動きに注視したい。
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2015/10/16
昨日の欧州の要人発言をうけてユーロ円が急落、付随するようにドル円も下げる展開となり、118円割れ寸前までの動きとなった。
株式市場が持ち直したこともあり119円を回復しているが荒い動きとなっている。
約1か月半続いていたレンジ相場を下離れしたこともありテクニカル的にもファンダメンタル的にも下値を探る展開とは思われるが、買い支えの動きもみられるため、このまま急落するかどうかは見極めが必要となりそうだ。
ただチャートを見る限り下値水準としてサポートされそうなのは8月末の暴落時につけた116円台しか見当たらないため注意したい。
米国利上げ観測後退や来週のECB政策金利発表も控えていることから荒い展開となりそうだ。
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