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イベント目白押し

2015/11/27

今週はFOMC、来週は米雇用統計があり、その結果とそれを受けたマーケットの反応に注目したい。 米国の利上げに転じるタイミングがいつになるのかが焦点になっているが、今回のFOMCで利上げ決定はおそらくないとみて間違いなく、(25BPだろうと利上げが行われれば大きなサプライズとなるが・・・)、大勢では6月のFOMCでの利上げが見込まれている。 今回利上げが見送られた場合、マーケットがドル買いポジションの解消などによりどの程度ドルが下げるのかによって、利上げ決定後のドルの上昇テンポやその期待感などを推察したい。 それほど大きな押し目を示現しなかった場合は、中期的にドル上昇の期待感が強く、その足取りもアップテンポになる可能性が強いと推察され、逆に比較的大きな下落を演じた場合は、その期待が薄く、足元の種々の指標などを見極めながらという展開になるだろう。 また米雇用統計でもこれまで通り順調な雇用状況を維持していた場合や前回の非農業部門雇用者数が上方修正された場合、前週のFOMCの発表時のドルの水準と比較し、ドルの水準がFOMC発表時を上回っているかどうかに注目したい。 上回っていればドルの中期的見通しは“比較的(予想よりも)明るい”と判断できるだろう。

日銀金融政策決定会合を終えて

2015/11/19

2日間行われた日銀金融政策決定会合が終わったが、追加緩和はなく予想通り据え置きとなった。 12月に米国の利上げが予想される中どのような判断をするか注目されていたが、今回も日銀は動くことはなかった。 黒田日銀総裁は会見で緩やかな回復基調にあるとの判断、フランスのテロの影響は限定的、米国が利上げすれば日本にも好ましいなどの発言があった。 ここまではある程度予想されていたことだが、問題は12月にあるFOMCにおいて利上げを判断するかどうかになってくる。 先日公開されたFOMC議事録を見ると12月の利上げペースが鈍くなるのではとの見方が広がっている。 利上げは織り込み済みとはいえ、蓋をあけてみたら利上げ延期とも限らないわけではない。 そのため落としどころを探っているといえるが、その前に雇用統計の発表も控えている。 先月は予想以上に数値がよかったが、12月の発表ではどうなっているのかが重要となってくるため、しっかりと注目しておきたい。

米雇用統計を受けて

2015/11/9

先週末の米雇用統計の内容はかなり強い結果となった。 特に非農業部門雇用者数が+27.1万人と市場予想を大きく上回る結果となったことから、ドル買いの動きが続き123円台を付ける展開となった。 これを受けて市場では12月の利上げはほぼ確定との見方が広がったこともあり、ドルを売るに売れなくなったことも要因に挙げられるだろう。 このことから次の焦点は利上げ幅がいくらかに焦点が移ってくるのではないだろうか。 もちろんかなり低い確率ではあるが利上げしない可能性もなくはないが、現状ではむしろ利上げしない理由を探す方が大変であり、むしろ利上げ幅を通常通り0.25にするか動向を見ながら抑え気味にするかどうかとみる。 来週には日銀金融政策決定会合を控えているが、基本的にはドル高基調の流れを変えることは難しい。一旦売られることがあってもむしろいい押し目となる可能性が高いだろう。年末に向けてもう一段上値がありそうだ。

米ドルの動向

2015/11/6

新年あけましておめでとうございます。今年も1年よろしくお願いいたします。 2015年は米国が2008年12月から続く0.25%という歴史的低金利から脱却し利上げに転じることが最大の注目ポイントとなっているが、4月以降のFOMCで決定されるだろうというのがこれまでのマーケットのコンセンサスとなっている。 実際は、足元の経済指標次第というのが「実」のところだろう。 その中で「米債」「米雇用統計」「米株価」の動向に注目していきたい。 「米債」についてはまさしく金利の動向であることから言うまでもなく、「米雇用統計」もこのまま好調さを維持し続ければ目覚ましい進捗がなくても、「利上げ」の障害にはならないと予測される。逆に雇用の大幅な改善がみられた直後のFOMCでは利上げ決定がなされる可能性が高い。ここでリップサービスなど、FOMC前に利上げに対して慎重論的なハト派的コメントが出た場合は、逆に直後のFOMCで利上げ決定が実行される可能性が高いと考える。 通常、利上げが行われた際には株式などから金利に乗り換える動きが起き、株価が下がる傾向あることから、金利のことに言及しながら株価の下落に配慮する目的でコメントが出されている可能性があるからだ。 FEDも懸念していることだが、堅調な株価に対して「バブル」を感じていることは否めない。また好調な雇用の背景に堅調な株価が帰依していることも事実で、「金利」「雇用」「株価」3者の微妙なバランスで現在の米景気が成り立っていることも事実である。「利上げ」→「株価下落」→「雇用の悪化」の図式だけは絶対回避したいところだろう。 そういった意味でも「米株価」の動向が「利上げ」決定、引いては「米ドル」の動向のカギを握っているといえる。 こういった米国内のファンダメンタルズの状況に昨年末提示した円、ユーロのテクニカルズの状況が絡み合う2015年前期のマーケットだが、あとはタイミングの問題だけでドル高スタンスを貫いていきたい。