Archive for 2015年12月25日

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年末年始休業のお知らせ

2015/12/25

平素より弊社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。誠に勝手ながら、下記の日程において、年末年始休業とさせていただきます。お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。・年末年始休業日:平成27年12月29日(火)~平成28年1月3日(日)・営業再開日:平成28年1月4日(月)午前10:00よりなお、休業中に頂いたホームページの「お問い合わせ」につきましては、1月4日(月)以降、順次対応させていただきます。

手詰まり感も・・・

2015/12/21

先週の重要イベントであったFOMCにおいては市場の予想通りの動きとなり、ドル高の流れが継続する展開となった。さらに利上げペースも市場予想よりも踏み込んでいたこともあり、その後の原油安に引っ張られることなくドル高の動きとなった。 ただ先週のインパクトとなったのは日銀金融政策決定会合であった。現状維持と思われていたところに金融緩和をしたのではというサプライズがおこり一気に123円台まで急騰したが、内容をよく見てみると金融緩和の補完という期待外れなことであったこと、記者会見で黒田総裁も追加の金融緩和ではないと発言したこともあり失望売りにより121円割れ寸前までたたき売られた。日経平均も上下900円ほど動くという荒い展開であった。 すでに日銀としては手詰まり感があったところもあり、次の一手に苦労している感もあったところでの発表だっただけに、乱高下することとなった。 大きな流れとしてはドル高とみてもいいが、原油安が継続していることから株式市場も売られ続けている。一旦121円台で下値がサポートされているが、121円割れとなる可能性もあるだろうからしっかりと見極めておきたい。 クリスマス休暇及び年末年始を控えており、流動性の低下から大きく振られる可能性もあるため注意して大きな目でマーケットを注視しておきたい。

見極めが必要?

2015/12/15

いよいよ明日16日(日本時間17日未明)にFOMCにおいて利上げか否かが判断される。 市場では依然として利上げは織り込み済みだが、雲行きの怪しさがぬぐえ切れていない。 要因はいくつかあり、原油安もそのひとつとして挙げられているが、本当の要因は投資マネーの動き、このことに尽きるのではないだろうか。 細かな動きは別として、対局で考えるとこの利上げするか否かというより投資マネーが戻るかどうかだろう。 これまで金融緩和によりドルではなく新興国をはじめとしたところに投資マネーが流入していた。これが利上げにより再び戻る動きを取っていると見たほうがよいだろう。 実際に新興国通貨や原油や金といった商品価格も下落しており、マネーの還流ともいえる動きが起こっており次の投資先を探しているともいえるのではないだろうか。 いずれにせよFOMC、日銀と重要イベントが控えていることもあり年末に向けて波乱となるか見極めておきたい

12月戦線は波乱含み?

2015/12/7

先週は重要指標発表目白押しの週となったが、ドラギECB総裁の発言がマーケットを大きく動かした。 予想された通り、ECBはさらなる追加緩和政策をとってきたが、市場が期待していたほどのものではなかったことからユーロは大きく買い戻される展開となり一時400pt以上動くという暴発ともいえる動きとなった。 結果的に逆ドラギマジックとなった感もあるが、金曜日の米雇用統計を受け米国の利上げが現実味を帯びてくる中、欧州と米国での金融政策の違いから大局的にはユーロ安ドル高の流れに変わりはないのではないだろうか。 いずれにせよユーロポジションが大きく壊れてしまったような状態では次のターゲットには必然的にドルポジションとなってくる。 12月16日のFOMCではおそらく利上げに踏み込んでくると思われるが、市場に絶対はないということも肝に銘じておきたい。

米雇用統計を控えて

2015/12/3

昨日発表されたADP雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想の19万人増を上回る21万7000人増となったこともあり円安ドル高が進行することとなった。 これにより金曜日に控えている米雇用統計も良い数値が予想されることから年内利上げ期待感からドル高基調となりそうだ。 しかし本日はECB政策金利発表とドラギECB総裁の記者会見が控えている。ここでどのような判断および発言が出るかで大きな揺さぶる動きになることも予想されるため注意して対処したい。 おそらく追加緩和はあると思われるがはたして結果はどうなることか・・・