Archive for 2013年5月30日

金融に関するお悩みを解決します!ご相談・お問合せはこちらから

カテゴリー

アーカイブ

カレンダー

5月 2013
« 4月   6月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

RSS

会社情報

フィナンシャルヴィレッジの外観イメージ

  • 〒812-0011
    福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目
    13番27号グランドハイツ博多610
    TEL:092-292-6422
    FAX:092-292-7774
  • more

ようこそ! フィナンシャルヴィレッジブログへ

ブログイメージ
フィナンシャルヴィレッジブログへようこそ!
何気ない日常のあれこれや資産運用に役立つ様々な情報を不定期で更新しています。スタッフのyukkyとるりが交代で更新しています。あなたの資産運用に是非お役立て下さい。

オフィシャルサイトへ

AUD/NZDに大きな変化

2013/5/30

30日東京時間早朝からウィーラーRBNZ(ニュ-ジーランド中央銀行)総裁から相次いでコメントが出された。  内容は「為替レートは高すぎる」「すべての政策手段を使う」「NZドルは大幅に過大評価されている」「中銀は通貨売却増の用意」といったものであり、5月初旬にも通貨高をけん制するコメントが出されていた。ところが対米ドル相場は4月初旬を境に完全に頭落ちしており、相次いでコメントを出すほどの環境ではないと判断されるが、対円では横ばいとなっており、また同じ地政学リスクを持つ対オージーでは下げ止まらない(豪ドル安キウイ高)環境となっている。  このことから判断するに対豪ドルにRBNZは強い懸念を抱いていることがわかる。  また本日昼頃には4月にネットベースで4.26億NZDの売却を行ったと為替介入をしていたことも分かった。 これまでは介入の効果も顕著にみられず、このままAUD/NZDが下げ続けるような状況が続けば現在2.50%のキャッシュレートを下げてくる可能性すらあるだろう。  強硬で知られるRBNZ当局のスタンスを察すると大きな環境の変化は時間の問題だろうと予測できる。  環境の変化によりクロス円の市況にも、キウイ円は下げやすく食上げにくい商状、豪ドルは下げにくく上げやすい商状へと変化するだろう。  このことからこの二つの通貨ペアを対象とした場合、売るならキウイ、買うなら豪ドルといった戦略が有効に作用しそうだ。

休日明けの米株式市場に注目!

2013/5/27

本邦株価の乱高下が続いている。 英米市場が祝日で始まる今週、日本の株式市場が500円超続落という軟調地合いで始まった。一時期15000円を超える日経平均が2000円以上の下落を演じたが、株価が天井を打ったかどうかはともかく、為替市場にも大きく影響しているようだ。 そもそも円安推移の副産物として株価の上昇が始まっているが、さすがに日経平均が15%近く下落する環境下においては少なからず為替市場も円安の足取りに陰りを見せている。環境下からこのまま株価が調整の域を超え、下落トレンド入りすることは考えにくいが、短期的にエクステンションを見せる下落をするかどうかは、米国株価の動向にあるといっていいだろう。日本と比較してアメリカの株価は依然高値圏を維持している。先週日本の株価が1000円以上下落した木曜日、週明け米国市場がメモリアルデーで休日となりポジション調整が出やすかった金曜日、いずれも米株式市場は底堅い動きとなっている。月、火曜日の日本の株式動向を経た休日明けの米株式市場の動向が、今後の日本の株価、ひいては為替市場に大きな影響を与えそうだ。

「ドル買い」から「ユーロ売り」へ

2013/5/16

ドル買いの流れが継続いている。 昨日に発表された米系指標のニューヨーク連銀製造業景気指数(予想4.00結果-1.43)、証券投資(予想350億USD結果-135億USD)、生産者物価(予想-0.6%結果-0.7%)、鉱工業生産(予想-0.2%結果-0.5%)といずれも弱い内容の結果であったのにもかかわらず、足元のドル高の流れが強いせいか、対円、対ユーロでもドルは堅調さを示している。特に対ユーロでは逆にドルが買われ、ユーロが売られるという現象が起きている。 これを受けてユーロドルのマーケットは重要なサポートラインである1.2650-1.2750に肉薄してきている。このレベルは2012年7月から形成し始めたヘッド&ショルダーのフォーメーションのネックラインに当たる。当然、同レベルでの下値抵抗は期待できるが、下抜けてしまった場合のターゲットは12年7月の1.2040レベルになり下値余地を大きくみせることになり、同レベルでの攻防に注目したい。 ドル円はドル高の流れ継続で堅調さが予測されるが、クロス円の上値がストレート通貨の軟調さで頭の重い展開が予測される。場合によってはドルストレート通貨の下落が加速した場合はクロス円のショートカバーを誘発する可能性も指摘しておきたい。さらにそのケースではドル円も超短期的に引っ張られる可能性もある。 ただし、ドル高の流れとともに円売りの流れも「生き」ていることから、その局面では中期戦略での絶好の押し目となりそうだ。 

「円売り」から「ドル買い」への移行?

2013/5/13

ドル円が100円を示現して以降、円安の流れが加速しているが、同時に改善を見せた米雇用統計を受けてドル高の流れが来ている。 それはユーロドルの動きでわかる。足元1.3000ドルを誇示する展開に終始していたが、先週金曜日の米雇用統計の発表以後、すんなりと下回り頭の重い展開となりドル高の流れが来ていることを証明している。  これを受けてもユーロ円をはじめ欧州クロス円は直近高値を更新しているが、オセアニアのクロス円は、頭が重く、G7受けた円売り安心感が台頭した週が明けても気迷い商状に支配されている。  昨年末以降マーケットのテーマであった「円売り」がここへきて、「ドル買い」に移行しつつあり、見極めを要する局面となってきた。  ドル円を見れば「円売り」イコール「ドル買い」なので大きな変化は予想できないが、他のクロス円にしてみれば、「円売り」とストレート通貨の「ドル買い」に挟まれ、これまでの堅調さを失いかねない。すでにオセアニアクロス円でみられている兆候が本格化するかどうかは、今週の米系、欧州系の指標に左右されそうだ。  注目すべきは、米小売売上高、米PPI(生産者物価指数)、ニューヨーク連銀製造業景気指数、米4月鉱工業生産、CPI(消費者物価指数)、フィラデルフィア連銀指数、新規失業保険申請件数、ミシガン大学消費者信頼感指数と今週目白押しとなっている。ことに新規失業保険申請件数は、リーマン・ショック前の2008年1月の水準まで低下しており、米国の雇用情勢を占う意味で、注目要因となる。新規失業保険申請件数が改善していた場合、米国連邦準備理事会(FRB)のタカ派による量的緩和第3弾(QE3)の縮小・停止発言が優勢となり、強いドル買い要因となる。  ドル買いが強まることによって、円売りが弱まり、中期的にクロス円の動向を左右しそうだ。  まずは、本日21:30発表の4月小売売上高に注目したい

ドル円100円台突入!

2013/5/10

 ドル円が2009年4月以来となる100円台に突入した。その間、主だった材料はなくダウ平均も15100ドル台で推移していたものの引けにかけてだれる展開となっていた。100.00円に設定されていたストップを狙いに行ったストップハンターの動きと想定され、100円示現直後から騰勢を強め、100.75アラウンドまで上値を伸ばした。 本日は週末ということでもあり、ショートカバが出やすいが、このまま100円台を維持できるかどうかが焦点となっている。 クロス円も同様に騰勢を強め高値を叩いたが、直後の動きでドルストレートが弱ぶ組む形となり昨夜の高値から一旦ブレークしている。 米株価の状況次第ではマーケットのメインテーマが「円売り」から「ドル買い」に変わる可能性が有り週末をはさんだ一両日の動向を注意深く見守りたい。