Archive for 2013年3月29日

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期末に海外イースター休暇が絡む

2013/3/29

 今週末の海外市場はイースター休暇で閑散だと予想されるが、閑散なだけに少しの材料で大きな動きを演じる可能性もある。 足元ではショートカバーの動きも手伝ってクロス円、ドル円ともにあたまが重たくなっているが、中期的には日銀の金融政策などからも上値余地を残していると考えられる。キプロス、イタリアの政局に不安定さを残している欧州通貨はともかく、オセアニア通貨のクロス円が依然堅調さを誇示していることからも、昨年末からの上昇波動の調整期間という見方をしたほうがよいだろう。 その調整期終了を新年度入りというタイミングという考え方もできる。いわゆるレパトリエーションという期末に起きる円への資金回帰という円買いが期末で終了する。期末を迎え即座に円安に向かうということでもないが、レパトリ終了によって売り買いのバランスが崩れることは間違いないだろう。 31日が日曜日であることから本日で金融での年度は終了する。ほとんどが15時で新年度扱いとするところが多いことから、本日15時以降のバランスの変化に関わる商状の変化に注意したい。新年度前半の円がらみの動向に足掛かりとなるかもしれない。 15時以降は、海外勢がイースター休暇となるだけに、本邦勢の動きが強調されるかもしれない。

期末を控えて

2013/3/25

 期末を迎え、それぞれ力のある強弱材料ミックスの状態が継続している。 (円買い材料)・レパトリエーションの動き(外貨建て資産の売却)・キプロスの金融危機、イタリア政局への警戒感からのリスク回避・イースター休暇に向けた円売りポジション解消の動き (円売り材料)・臨時日銀金融政策決定会合の開催・ユーロ圏支援の継続確約 期変わりで歩調が明確になることがあるが、今週末に近づくにつれ前述したそれぞれの材料の呪縛から離れることが予想されることから、今回もそのような展開になるだろう。今朝方の報道によりキプロス問題も改善に向かいつつあり、レパトリによる「円買い」圧力が時期的に外れることも加えて、期変わりでは、現在のバランスが大きく崩れ円売り歩調を強める商状になる可能性が高いといえるだろう。豪ドル円100.00円乗せ、キウイ円80.00円乗せ、ユーロ円、ポンド円ともに直近高値更新をそれぞれ、その判断基準にしたい。

キプロス

2013/3/21

21日のFOMCで懸念されていた月額850億ドルのMBSと国債の資産購入(QE3)の減額は据え置きとなり、平穏に終了したが、失業率の見通しを7.3-7.5%と下方修正するなど、若干ドルに支援的な材料となった。FOMCでもバーナンキFRB議長が「キプロスには多くの不確実性がある」、「キプロスの動向を注意深く監視する」などコメントしており、米国当局でも経済上、キプロスの問題は大きいことを位置づけている。 キプロスといえば預金封鎖などが話題として上がっていたが、実際ロシアマネーが大量に入り込んでいるらしく、世界的な規模の問題として注目を集めている。 余談になるが過去日本でも第二次大戦後、預金封鎖が行なわれていたのをご存じだろうか?日本政府の負債を帳消しにすること、戦後復興計画を遂行するための予算の捻出、戦争の遂行の過程で富を蓄積した財閥に対して所得格差の是正などの3つのお題目で預金封鎖、預金税の徴収が行われた。当時の日本の私有財産の約9%を没収するというこの預金封鎖の試みは、当初の概算額とほぼ同等の成果を挙げ、世界でも稀に見る成功例となり、今日においても他に預金封鎖の成功例はない。過去において行われたとはいえ、日本でもこのような負の歴史ともいえる過去があったことは、もう少しキプロスの問題を機にクローズアップされてもよいと思うのだが・・・・・ 

セリングクライマックスの兆しに注意

2013/3/18

  週末のユーロ圏のキプロス財務支援決定を受けてのユーロ売り、クロス円下落を写したドル円の売り、ドル円下落を反映した株価の下落。売りが売りを呼ぶ展開となっている18日東京市場だが、このあとイタリア議会の動向によってはリスク回避のドル売り円買いが再燃する可能性も秘めている。 一番懸念されるのは株価の動きだ。バブリーな感じで最高値を更新し続けてきただけに大幅下落が懸念される。そうなるとセリングクライマックスの兆しを強めてくる。 まずは一両日の為替の動向に加え、日米欧の株価の動きにも気をつけたい。 少なくとも20日FOMCが終了するまでは注意深く見守る、かつポジションを控えたい。 

材料目白押し

2013/3/15

本日は内外要因で不安定な展開が予想される。国内では日銀総裁の参議院信任決議(円売り材料→限定的)、海外においてはイタリアの議会招集(ユーロ売り材料)、米国CPI(消費者物価指数)、2月鉱工業生産、ミシガン大消費者信頼感指数などの主要な経済指標が目白押しとなっている。 加えて来週にFOMCを控えていることから、週末要因としてここ最近の円安の動きのポジション調整の動きが予想される。足元で豪ドル円がビッグフィギャー100円ブレイクに失敗していることもポジション調整の動きを促進するだろう。 ここはアクティブに攻めるより、出てきたプライスに対処する方針でいきたい。